スピード違反の取締り場所がわかる裏話

今回は前回のお約束通り
オービスの簡単な発見方法や
道にある様々な情報を読み取り
安全運転に活かせる裏話を致します。

オービスの見つけ方

スピード違反者をカメラと
計測器で取り締まるのが
オービスです。

正式には
自動速度違反取締装置
というのですが、
一般的には
オービスと呼ばれています。

これらは道路脇の茂みに
隠れていたり、
電光掲示板の間に置かれていて
カモフラージュ
されているものも
多く見つけ難いです。

市販のレーダー探知機なんかで
見つけるのが
よく知られている方法ですが、
そういった物がなくても
見つける方法が実はあります。

白線に注意

実はオービスが置いてる場所は
道路に印があります。

道路を走っていると
突然真ん中辺りに短い白線が
引いてあることがあります。

それがオービスの撮影位置です。

オービスには様々な種類があって、
この白線が引いてあるのは
ループコイル式という
タイプとLHシステム
というタイプです。

▼ループコイル式オービスの例

▼LHシステムオービスの例

支柱やアーチ上に注意

白線の位置は計測ポイントではなく
撮影ポイントなので
白線寸前で気付いて
急ブレーキをしても
測定は完了しています。

オービスの多くは
高速道路や幹線道路で
見通しの良い直線に
設置されていますが、
こうした道路では
ボ~ッとしていて
いつの間にか
スピードが上がっていることが
多いです。

短い白線が
視界に入ったら気を引き締め、
速やかにスピードを
落として安全運転を続けましょう。

前述した通り
白線が引いていない
オービスもあります。

レーダー式というものや
Hシステムというものです。

これらは基本的に
道路上に支柱や
アーチが立ててあり
レーダーが見えていますので、
これらに注意していれば
見つけることが出来ます。

特にHシステムは
大きな四角い、白色のものが
設置されていますので
すぐに解ります。

▼レーダー式オービスの例

▼Hシステムオービスの例

それから、よくオービスと
見間違われるNシステムですが、
コレは交通状況を把握したり、
事件が起きた時の
防犯カメラとして使用されるものです。

見た目は
LHシステムとよく似ていますが、
とにかく
「カメラっぽいものを見つけたら制限速度を守ろう」
と常日頃心掛けましょう。

そうすることによって
不意にLHシステムに
出くわしたところで
スピード違反
となることはないでしょう。

看板に注意

他にも道路には情報が書かれています。

オービスの置いてある道には

『自動車速度取締器設置路線』

『速度監視機設置路線』

と書かれた看板が設置されています。

また、
この看板がある周辺では
覆面パトカーや
白バイによる取り締まりが
行われている確率が高いです。

なぜなら、そもそも
そこはスピードが出やすい道路
になっていますし、
オービスをやり過ごした
ドライバーが直後に
スピードを上げることも
当然予測できるからです。

ダブルオービス
なんていうのもあって、
オービスの直後に
移動オービスと呼ばれる
レーダーを設置した
バン車輌やパトカーを配置して
取り締まることもあります。

ネズミ捕りの見つけ方

通称ネズミ捕り、
有人固定式のレーダーや
レーザー光線を使った
速度計測で取り締まる方法です。

コレは発見するのが
非常に難しいです。

運転経験のながい人は
”雰囲気”でわかると言います。

その中でもわかりやすいのが
『見通しの良い直線道路なのに、
まわりの車のペースが遅い』
と感じる時です。

ネズミ捕りは
レーダーを操作する警察官の
安全が確保でき、
停止命令を出して
駐車させる事のできる場所が必要な為、
同じ場所で行われることが多いです。

地元のドライバーは
取り締まり場所を
知っているので
スピードを落とすのです。

警察からのヒント

実は取り締まりを行う場所については
警察署ごとに
ホームページで発表されています。

大阪府警察を例えに上げると、
ホームから左メニューにある
『交通情報』をクリック、
インデックスが出てくるので
『取締りに関すること』
をクリックして
『各警察署等の速度取締指針』
をクリックすれば
地域別にどの警察署が
どこでいつ速度取締を行うかが
全部公開されます。

『交通取締まり』
をクリックすすれば
大阪府下での速度取締り以外も
公開されています。

それから、
ネズミ捕りは一般道でしか
行われないと思われていますが、
私は高速道路でも
見かけたことがあります。

十分気を引き締めて
運転しましょう。

ペースカーを見つけて後ろをついて行こう

はっきり言って
スピードメーターをちょくちょく
気にしながら走るのは
しんどいです。

そこで、
まわりに定速走行している車が
いないか探してみましょう。

そういう車の後ろについて
速度をあわせて走るほうが
メーターを見ながら
走るよりかなり楽です。

ここで、
間違ってもペースが速すぎる車を
ペースカーにしてはいけません。

よく、
「同じスピード違反をしていても先頭の車輌が捕まる。」
というのを聞きますが、
後続車が捕まることも
当然ありますし、
実際後ろを走っていて
捕まった人も私のまわりにはいます。

スピード違反をしている事実は
あるのですから、
文句は言えませんしね。

無意識のスピード違反に注意しましょう

以上スピード違反を減らすコツを
書きましたが、
もちろんスピード違反を
そもそもしないことが
一番の対策になります。

しかし、
いつの間にかスピードが
出てしまっていることは
誰しもあると思います。

記事の内容を覚えておいて頂き、
運転中に
思い出すようにしてください。

きっと気が引き締まり、
スピード違反の回数も
減ると思いますよ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする